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トースト Crescent Eve

トースト

名称 トースト
制作 パン工場(製造元不群)
ジャンル 食品・主食
質量 600g(1袋)
価格 調査中
レビュー公開時 13/03/22
備考 写真素材:足成
グラフィック こんがりと焼けたパンとバターの色の相性はいい
が、肝心の味はというと・・・。
ある意味、見かけ詐欺といえる
サウンド 食べるときにバリバリとやや大きな音がする
人によっては不快感を感じる可能性あり
ストーリー 食パン自体、18世紀初頭に誕生して明治に日本に入ってきた歴史の浅い食べ物
白米や麺類に比べると、どうしてもストーリーに於いて劣る
システム 炊飯器でコメを炊くのと比べれば焼くだけなので簡単に思えるが
茶碗に盛ればすぐに食べられる白米に対してパンは意外と手間がかかる。
なによりバターが伸びにくいのも欠点の一つ。
面白さ 朝食に面白さを求めるのが間違っていることは百も承知である。
だが、それでも白米と比べると面白さに欠ける気がする
総合評価 美味しくない
もしかしたら美味しいパンと塗りやすいバターがあるのかもしれないが
かといってパン食派の人が全てそのような物を使ってるとは考えにくい
もしかしたらパン食派の人はまた別な観点で食べている・・・?
総評 悲しいかな、ほとんどの事象に於いて「多数派」と「少数派」が存在する。
過当なまでに民主主義が蔓延る中、多数派は無条件に正しいとされる。
そして、ときに少数派であるというだけで迫害を受けることすらザラである。
多数派は常に正しい、これは普遍的事実とみて間違いないだろう。
仮に多数派が間違っていたらどうなるか。
何のことは無い、「多数派が正しい内容に変わる」だけである。
多数派とは、常に内容を変えつつも、常に正しいという点で不変である。
現在の我が国に於いて、朝食についての選択肢は3つに絞られる。
朝食にご飯を食べるか、パンを食べるか。あるいは何も食べないという人もいる。
他にもイモやシリアル、麺類というのもあるが朝食としては少数派だろう。
先に言っておけば、筆者の朝食はほとんどが米食である。
ある調査によると、朝食をほぼ毎日食べる人が79.7%、時々食べる人が13.4%。
内、朝食はパン派という人が49.3%、ご飯という人が34.8%。
このことから、現在の日本では朝食はパン派というのが多数派のようである。
もっとも、ご飯派の方々も十分に多いため、こちらも少数派というわけではないのだが。

要はその多数派であるパン食を敢えて批判するのが本レビューの趣旨である。
尚、本レビューには筆者の主観が多々含まれます。
また、筆者の食べたものが悪かったり、食べ方を間違っている可能性があります。
まあ、その点については平常運転なのですが。

前置きが長くなりましたが、ようやくレビューに入ることにします。
まず、一般的(と筆者が思い込んでいる)トーストの食べ方である。
1.食パンをトースターで焼く
2.焼いた食パンにバターを塗る
3.食べる
こうしてみると、わざわざ前日から米を研ぎ、炊きあがるのを待ち茶碗に盛る米食よりも遥かに簡単に見える。
だが、本当にそうなのか。

まず最初の問題が、「パンにバターを塗る」という工程。
通常、バターは冷蔵庫に入れて保管するため、使用時には固くなっていて塗りにくい。
その固いバターを伸ばすためにバターナイフ(刃の無いナイフ)を用いるが、使ったところで大して伸びない。
そもそも筆者はバターナイフを使わず、箸で伸ばしている。当然ながら箸にバターが付く。
その状態で他のおかずを食べればどうなるか。想像は難しくない。
以前、チューブ式バターというのを見かけたが、これは便利だった。
だが、こちらは普通のバターと比べてそう一般的なものではない。
「多数派は」普通の使いにくいバターを使っていることになるのだ。

続いての問題点、それは「米に比べて食べにくい」。
そもそもトーストとはどれくらい焼いてどの程度の固さが最適なのか。
少なくとも、筆者はバリバリとした食感は好きではない。
外はカリカリ、中はふわふわというのが現在の流行らしいが、どうせなら外もやわらかくならないだろうか。
バリバリとしたパンの耳は固く、またパン屑も落としやすい。
せいぜい米粒が落ちる程度で、それも容易に対処できる米食と比べると、この点で劣っていると言わざるを得ない。

そして3つ目の問題点。
それは「他のおかずとの相性が絶望的に悪い」こと。
洋風の朝食の場合、トーストに目玉焼きとサラダ、そしてコーヒーやスープといった構成が多い。
だが、目玉焼きを食べてトーストが進むか。
サラダでトーストが食べられるか。
他のおかずとも相性はイマイチである。
そしてそもそもバターが伸びないせいで、肝心のトーストとバターという組み合わせすら落第レベルである。

反面、米食はどうか。
一般的な和食との相性が良いのは当然のことである。
洋食に相性が良いとされる目玉焼きやサラダ、スープとの相性はどうか。
目玉焼きを貯めで米は進み、サラダで米を食べる。
なんら造作無いことである。
いわば、トーストと相性が良いと言われている食べ物も、米との相性に比べればまだまだである。

こうしてみると、パン食が米食に比べて優れている点は見つからない。
強いて言うならば、「米食よりも準備がラク」といった程度。
だが、そうなると次の問題が出る。
「わざわざトーストである必要性はあるのか?」である。

パンの種類は食パンだけではない。
フランスパン、ロールパン、コッペパン、クロワッサン・・・。
パンの種類は豊富にあるのだから、わざわざ食パンを食べる必要は無い。
特に先のフランスパンを除く3つは、「そもそも食べる際に焼く必要が無い」というのが大きい。
最初に「筆者はほとんどが米食だ」と書いたが、それ以外のパン食もほとんどがこれらのパンである。
もっとも、それを言えば最初の調査だってパンの種類は指定していないため、わざわざ朝食にトーストを食べる人はほとんどいないのかもしれないが・・・。
味はともかく、食べやすさと他の食材では米に劣り、
準備なラクな点は他のパンに負ける。
現時点では、わざわざトーストを食べる必要性が感じられない。
とはいえ、現実に朝食にトーストを食べる人はいるのだ。
そのような人々が、何を思いわざわざトーストを食べているのか、筆者には理解できない。
無論、彼らからすれば筆者の方が理解できないだろうが。
もしトーストの良さを知る人がいるとすれば、その良さをメールやツイッターにて教えてもらいたい。


Crescent Eve

名称 Crescent Eve
制作 kashim.com 様
ジャンル HTML・テキストエディタ
容量(解凍後) 1.60MB
公開日 不明
最新バージョン 12/01/29 Version 0.89
レビュー公開時 13/02/17
グラフィック 表示は比較的シンプルだが色分けして表示されるので若干見やすい
が、初期状態だと文字がやや小さく見にくい
というかあまりにもシンプルすぎるメモ帳に慣れているせいか
これでもまだ情報が多いと思ってしまう
サウンド んなもんない。
ストーリー 使用者が築き上げる物であってソフトは関係ない。
システム リンクや文法のミスを保存後に指摘してくれるのでミスを減らしやすい
・・・はずなのだが多少間違ってても問題なく表示される箇所も指摘してくるので少々鬱陶しい
地味にフォントなどの設定を変更したとき再起動する必要がある(実質強制的に保存)のが面倒
面白さ 文を書く面白さとソフトの面白さはそう関係ない。 総合評価 まだ慣れていないというのもあるが、やや使いにくい。
とはいえ、メモ帳での作業と比べるとミスは減らせるので便利・・・?
あまりにも使いにくいソフトに慣れると、このような弊害を齎すのでご用心
総評 悲しいがな、人間と言うものは日々間違いを犯すものである。
だが、肝心なのは間違いを犯した後。
すぐに謝罪し修正する者もいれば、特に気にせずそのまま放置する者もいる。
酷くなれば、こっそりと修正する者や間違いを指摘したことに対して逆ギレをする者もいる。
筆者がどのタイプの人間かは、言うまでもなかろう。

事の発端はtwitterにて、ウディタ工房管理人のゆた氏からの指摘だった。
それはHPのリンクが閉じておらず、結果リンクが延々と伸び続けていたということだった。
もっとも、その閉じていなかったリンク先がゆた氏のサイトなのだったが・・・。

そして修正後、ゆた氏がこのソフトを使用してHPを制作したことを知った。
こうして、筆者もこのソフトをダウンロードし、利用してみたのだが・・・。

本ソフトを利用する前にHTMLの入力に使用していたソフト、それはwindowsユーザーなら知らない人はいないであろう定番テキストエディタだった。
「メモ帳」。
実にシンプルな名前、そしてシンプルすぎる機能が特徴的なソフト。
あくまでも文字を入力し、そして表示する。それだけしか能がない。
それでも、筆者は長いことメモ帳を使用していた。
そんな人間が、本格的な(?)テキストエディタに移行するとどうなるか。

試しにトップページを上書き保存して、どれほど文法ミスがあるか調べてみた。
すると、エラーが出るわ出るわ。
比較的容易に直せる箇所がほとんどだったが、それでも精神的ダメージは小さくは無かった。
トップページだけでこの有様である。
現在80ページ以上ある本サイトを全て調べたら、どれほどのエラーがあることだろうか・・・。

無論、だからといって本サイトの表示が滅茶苦茶というわけではない。
ただ、それでも<br>と<br/>が混在していたり、</td>に対応する<td>が無かったり、色指定で本来#ff0000)とすべき箇所をff0000としたり、このような事例は多い。

それでもほとんどのブラウザではまともに表示される。
数々の間違いを犯しても、猶も気にせず表示してくれる。
我々は、そんなブラウザにもう少し感謝すべきかもしれない。
文法の間違いに耐え、不正確な記述に対して幼気に表示する様は、いくら感謝してもしきれそうにない。

さて、冒頭に書いた通り、人間は多くの間違いを犯す。
そして、それを糺す存在が不可欠だ、と。
だが、それも行きすぎれはお節介、下手すれば迷惑でしかない。
そもそも自分が間違っていた箇所を言われて喜ぶ人間はそういない。
世の中には、それに耐えられないような軟弱な人間も(自分を含めて)一定数いるのだ。
だからといって、このソフトの存在意義を否定するわけにはいかない。
厄介なことだが、引き受ける存在がないと困る。それがチェック担当の役目でもあるのだ。

最後に。
文字表示が少し見にくい上、フォントサイズの変更も8〜16(一部指定不可)の7段階しかない。
加えて、設定変更を適用するためには一度ソフトを再起動する必要があるのが欠点。
加えて、エラー表示のせいで作業スペースが狭くなるのも気になる。
その点はメモ帳に軍配があがるが・・・。
メモ帳及び本ソフトよりも使いやすいテキストエディタがあれば、情報を求む。


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(c)ゆ〜たろ 2013
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