夕美「おい、いくらなんでも寒すぎだろ・・・。
さっさと撮って、家に帰ろうぜ。」
綾香「ごごごごめんなさい、元はと言えば私のせいで夕美ちゃんに寒い思いをさせちゃって・・・。」
冴 「綾香は気にする必要はないわ。
これは自業自得みたいなものだから。
とにかく早いところ撮影するわよ。」
夕美「ああ、そうしよう・・・。」
〜今からちょっと前〜
冴 「集計の結果、私がトップみたいね。」
夕美「結局あたしがビリか、良いところまでいけたんだがなー。」
冴 「スポーツ選手なんてランクアップできないとあまり意味がないのよね。
そんな私は教師だったけど。」
綾香「それでもランクアップできただけ良い方かと。
私なんかタレントになれたのに給料日で1や2ばっかりで・・・。」
夕美「それはそうと、やっぱり罰ゲームはやらなきゃ駄目か?」
冴 「あんたが最初に言い出したんでしょ。
『人生ゲームでビリの人が罰ゲームにサンタっぽいコスプレをする』って。」
夕美「ああ、そうだったが・・・。
なんか急に天候が酷くなっていないか?」
綾香「普段ならホワイトクリスマスは素敵なのですが・・・。
今年は特に酷いような・・・。」
冴 「とにかく、言い出しっぺのあんたが着なさいよ。」
夕美「はいはい・・・。」
綾香「夕美ちゃん、コーヒー飲む?」
夕美「あああああああ。ありがと。」
冴 「見て、良い具合に撮影できたわよ。」
夕美「おお、これは良い出来だな。
それじゃあ、さっさと家に帰ろうぜ。」